昆布で花粉症などのアレルギーを予防できる?
花粉症にかかる人が年々増えており、春先になると毎日の天気予報に花粉情報が掲載されるほどです。今や花粉症は、アレルギー疾患の代表的なものとなりつつあります。ほかの病気だと思っていたら、花粉が原因だったということも…。昆布と花粉症の関連性ですが、昆布にはアレルギー症状を引き起こすヒスタミンという物質をおさえる効果が期待できます。
花粉症のメカニズム
花粉症は、春だけだと思っていないでしょうか?実は空中には、一年中なんらかの花粉が飛びかっており、体調が悪いのは花粉のせいということがありえます。花粉は鼻から体内に侵入し、異物とみなした身体はヒスタミンという物質を出して涙や鼻水、くしゃみなどで花粉を身体の外に出そうとします。
何の花粉で症状が出るかは人それぞれなので、アレルギーの検査をしてみなければわかりません。食物アレルギーなどとも関連があり、花粉症の人がアレルギーを起こしやすい果物として、桃やリンゴなどがあげられます。
昆布はアレルギーになりにくい?
昆布には抗アレルギー成分が含まれていますが、出汁の中にはとけださないということです。鍋ものや汁ものにしても効果が期待できませんから、昆布を直接食べることをおすすめします。
昆布を丸ごと食べる調理方法ですが、できればサラダやマリネにするなど生のままで食べたほうがいいかもしれません。ネバネバの成分がポイントになりますから、ぬめりが嫌いな方は落としすぎないように気をつけましょう。