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米酢の特徴と効能について

「米酢」は、農林水産省が定める「食酢品質表示基準」によると、「穀物酢」の一種であり、米を主原料とする食酢のことです。一言に米酢と言っても、複数の種類があります。

米酢の分類

米酢は1リットルあたり400グラム以上の米を原材料として作られるお酢のことです。米酢には、アルコールを添加せずに米だけを原料として作る「純米酢」、玄米だけを原料とする「玄米酢」、米酢を熟成させて作る「黒酢」があります。一般に「米酢」という場合は「純米酢」を指していると考えて良いでしょう。

米酢の特徴と効能

米酢は代表的な日本のお酢と言われ、米由来の甘み・まろやかさを特徴としています。お寿司・酢の物など、日本料理に最も適していると言われます。二杯酢にしてサラダに使っても合います。煮物に使用するとコクがでます。米酢には高血圧の抑制、コレステロールの低下、腎臓結石の予防効果があると言われています。さらに、米酢と黒酢には、大腸がんの抑制・予防効果があるという研究結果もあります。

米酢の飲用には注意

米酢の健康効果を狙って、直接飲むこともありますが、そのまま飲んでしまうと酢酸成分が強すぎて歯に悪影響を与えたり胃が荒れる原因となります。米酢は料理に使用して食するのが、最も栄養効果の高い摂取方法と言えます。

米酢がない場合は

米酢を使いたいのにない場合、穀物酢があれば代用品として使うことはできます。ただし、穀物酢は米酢と比較してさっぱりとしているので、米酢ほどコクはでません。果実酢は酢の風味自体が米酢とかなり異なるため、代用品には向いていません。

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