ハスカップには鉄分がたっぷり!貧血予防にもグッド!
■ハスカップの鉄分はブルーベリーの約5倍
ハスカップには、ビタミンやミネラル成分がたっぷり含まれています。その中の一つに、鉄分があります。鉄分を多く含むフルーツはたくさんありますが、その中でも良く知られているのはブルーベリーやプルーンなどではないでしょうか。ハスカップの鉄分含有量は、100g当たり0.6mgとなっていて、ブルーベリーの0.2mgやプルーンの0.2mgと比べると、なんと3倍もの鉄分含有量があります。これまで、貧血予防のためにプルーンやブルーベリーを食べていた人にとっては、ハスカップを食べれば3分の1の量で同じ量の鉄分を摂取できるということになります。
■鉄の働き
ハスカップに多く含まれている鉄は、血液中で全身に酸素を運ぶ役割をしている赤血球のヘモグロビンという成分に含まれている成分です。鉄が不足してしまうと赤血球が全身に効率的に酸素を運べなくなり、貧血が起こりやすくなります。貧血予防には鉄が良いと言われるのは、そのためです。
また、鉄が体内に吸収される際には、ビタミンCやクエン酸などの成分を必要とします。ハスカップにはビタミンCやクエン酸もタップリ含まれているので、鉄を効率的に体内に吸収し、ヘモグロビンが活発に全身へ酸素を送り届けるサポートをしています。
ちなみに、鉄には貧血防止以外にも効能があります。免疫力を高めたり、骨や皮膚の生成や代謝に大きく貢献していたり、感情や神経のコントロールもサポートするなど、全身の健康やバランスを整えるためには必要不可欠な成分と言えるでしょう。