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美味しい昆布出汁の取り方

昆布出汁は、おもに西日本で好まれているだしの取り方です。昆布でだしを取ると、サッパリしていて上品な味の料理に仕上がります。うどんやそばなどを食べる以外にも、だし巻き玉子や炊き込みごはんなどを作るときは昆布出汁がおすすめです。

昆布出汁の取り方

昆布は水にゆっくりとけ出す性質がありますので、時間がある場合は水出しがおすすめです。半日ほどで良いだしが取れます。だしを取る時間がなくお急ぎの場合は、昆布を細かくきざんでお湯につけることで、早くだしを取ることができます。昆布を中火にかけたら、沸騰直前で昆布を取り出しましょう。煮すぎてしまうと、昆布のねばり成分がとけ出して風味がそこなわれますから気をつけてください。布巾を敷いたザルでこせば、美味しい昆布出汁の出来上がりです。

美味しい昆布の見分け方

昆布は肉厚で表面にツヤがあり、香りの良いものがおすすめです。黄色っぽく変色しているものは美味しくありません。昆布でだしを取る際には、布巾で軽く表面の汚れを落としましょう。昆布の表面についている白い粉はカビではなく、マンニットという甘味のある成分です。旨みのもとですから洗い流さないようにしましょう。

昆布には、「真昆布・利尻昆布・羅臼昆布・日高昆布」などの種類があります。ちなみに「煮昆布用」と表示されているものは、だし向きの昆布ではありません。それぞれの昆布で味に違いが見られますから、お好みでお選びください。

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