お酢の新陳代謝アップ効果

疲れや不眠症、手足の冷え症や肌の調子が悪い等、それらの症状の原因は新陳代謝の低下かもしれません。加齢や季節の変化などが原因で新陳代謝が低下し、身体に悪影響が出ることがあります。お酢には、新陳代謝をアップする効果があります。

新陳代謝とは

人体はおよそ37兆個もの細胞が集まって出来ていますが、細胞のひとつひとつは生まれてから死ぬまでそのまま、というわけではなく、絶えず古い細胞が死んで新しい細胞に置き換わっています。この仕組が「新陳代謝（しんちんたいしゃ）」です。一部神経細胞や、もともと細胞として構成されていない永久歯には代謝がなく、失われると再生することはありません。
細胞の新陳代謝の周期は、部位や年齢によって違いますが、最大でも約90日で古い細胞から新しい細胞に置き換わります。新陳代謝の周期が低下すると、体調不良や冷え症、肌のくすみなどの症状が身体に現れます。内臓脂肪がつきやすくなるなどの問題も発生します。

お酢の代謝力アップ効果

お酢には、脂肪の合成を抑えて、分解を促進する作用があります。新陳代謝のサイクルが低下して内臓脂肪がつきやすくなった場合、お酢を摂取することで内臓脂肪を減らして代謝力をアップする効果が期待できるわけです。また、糖分と一緒に摂取することで、筋肉の活力の素となるグリコーゲンを増やすなど、新陳代謝低下で弱った身体を元気にする働きがあります。ただし、摂取をやめてしまうと元に戻ってしまうというデータもあるので、継続してお酢を摂取する必要があります。