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食事と一緒にお酢を摂ることで血糖値上昇が穏やかになる

糖尿病は高い血糖値が持続することで起こる病気であることは周知されるところですが、近年、「隠れ糖尿病」という言葉が聞かれるようになりました。空腹時の血糖値は正常でも食後の短時間だけ急上昇を起こす「血糖値スパイク」という現象で、突然死のリスクを高める危険な症状です。お酢には、この血糖値の急上昇を穏やかにする効果があります。

「血糖値スパイク」が危険な理由

糖尿病は血糖値が高くなることで、血液中の糖が血管を傷つけ、さまざまな弊害を起こす病気です。これは「血糖値スパイク」にも同様のことが言えます。食後、血糖値が急上昇を起こすことで血管が傷つき、それが繰り返されると、傷ついた血管を修復するため血管の壁が厚くなり、結果として動脈硬化の原因になってしまうのです。「血糖値スパイク」を起こす人は、空腹時血糖値が正常のため、気がついたときには動脈硬化が進行していた、という事例も多数あります。

大さじ一杯のお酢で血糖値上昇を穏やかにする

大手お酢メーカーのミツカンによる研究で、お酢には血糖値の上昇を穏やかにして、血糖値スパイクによる血管の損傷を防ぐ効果があることが、科学的に証明されています。1日大さじ一杯(約15ml)の食酢を食事と一緒に取ることで、その血糖値上昇率を10%以上下げることが確認されています。

食事と一緒に摂ることが重要

お酢の血糖値上昇を穏やかにする効果を得るためには、食事と一緒にお酢を摂ることが大切になってきます。ピクルスのような料理に使用したり、食事と一緒にお酢を使ったサワードリンクを飲むと良いでしょう。

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